透明で美しい輝きをもつガラスのびんは、昔から私たちの暮らしの中でなじみの深いものです。ガラスびんのリサイクルは一〇〇年以上の歴史があり、日本ではビールが製造されたときから始まったといわれています。最初は、ビールびんがなく、輸入物の飲み終かったビールの空びんに、びん詰めをされた時代もありました。日本の伝統的なびんである一升びんは、日本酒の詰め替え容器として、昔から日本の文化を支えてきました。新しいびんは、特級の上等のお酒をまず詰め、次は二級酒を詰め、それからしょう油びんに使われ、最後に油のびんとなり、それから溶かしてリサイクルされ、再び特級のお酒を詰める新びんとして生まれ変わるという、びんのサイクルがありました。くり返し洗って使うのが当たり前だった「リターナブルびん」の容器に変化が出始めたのは、缶や紙パック、ペットボトルが登場してからです。缶、紙パック、ペットボトルに対抗するため、びんも一度きりで使用ずみとなる「ワンウェイびん」が使われ始めます。では、リターナブルぴんとワンウェイびんはどこが違うのでしょうか。