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沖で揺れる船

「こういうとこでやってるんですね」「そういえばコルカタの街のなかに連れ込み宿があるって話は聞いたことがない」「昼間ですよ。それも川の上」「この川、汚いんだよな。力車のおじちゃんが体を洗うし、水に浸かってウンコもする。昔、この川で死体が流れてきたのを見たこともある。いまだっていろんなゴミが浮いてる。でも、いいんだろうな。インド人はこの川で。なにしろこの公園は『エデンの園』っていうしな」バスの出発まですることもない僕らは、その舟をぼんやりと見ていた。

[参考サイト]
西鉄福岡(天神)駅のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/400000/STA_019942/

本厚木駅のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/140000/STA_035130/

新札幌駅の宿泊施設・宿 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/010000/STA_000862/

三十分ほどたっただろうか。カーテンが開き、なかからカップルが顔を出し、船頭を呼んだ。女性の笑顔につい想像力をたくましくしてしまう。しかし、これからバスに乗って体力はもつんだろうか、と悩んでいた僕の脇で、H君はそんなことを考えていたのである。鋭い注意力といえばそうなのだが、若い者にはついていけないとも思うのだ。ひょっとしたら、きついかもしれないインドのバスの足手まといになるのは僕なのかもしれなかった。かつてのアジアのバスだった。